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「福島訪朝者の会」再結成

 「福島訪朝者の会」再結成総会が6日、郡山市のラフィーネ郡山で行われた。

 同会は近年、さまざまな事情と最近の情勢などの影響を受け、活発な活動をできずにいた。とくに反朝鮮、反総聯、反朝鮮人騒動がエスカレートした昨年9月以降、訪朝した人たちの中でも不安が広がり、会の存亡すら危ぶまれた。しかし、こうした状況を憂慮する会員の間から、こんな時だからこそ具体的行動で難局を打開し日朝親善の雰囲気を喚起していかなければと、再結成の声が上がり準備を進めてきた。

 この日の総会には、再加盟した40人のうち26人が参加。準備委員会の伊藤文博代表と日朝友好福島県民会議の会田長栄会長、総聯福島県本部の鄭治宣委員長らのあいさつに続き規約と活動内容、予算案が採択された。

 総会に続き2部では東日本国際大学の鎌倉孝夫学長の記念講演が、3部では懇親会が行われた。同会は今後、講演会の定期的な運営、情報誌の発行などを予定している。【福島分局】

[朝鮮新報 2003.12.18]