top_rogo.gif (16396 bytes)

岡山市と津山市で「朝鮮の統一を考える学習会」開く

 「朝鮮の統一を考える学習会」(主催=同実行委員会)が11月28、29の両日、岡山市と津山市でそれぞれ行われ、約140人の同胞と市民らが参加した。

 岡山市での学習会には、総聯岡山県本部の朴吉薫委員長、学習会を共同主催した「日本と朝鮮との友好を進める会」の井本丈夫会長、県議会議員と市議会議員、森本栄連合岡山会長などが、前衆院議員の深田肇社民党国民運動局長らと共に参加した。津山市での学習会には、秋山幸則前津山市議会議長などが参加した。

 学習会では、祖国平和統一協会の康民華広報局長が「朝鮮半島情勢と統一、平和、友好への道」と題した講演を行った。

 康氏は、統一問題は民族問題でありすでに「6.15時代」に入っていると述べながら、統一問題や日本との関係において北と南を別々に見る日本社会の観点は現実からかけ離れていると指摘。日本のマスコミ報道だけでなく当事者である朝鮮人民の立場と主張に基づいて情勢認識をすべきだと強調した。

 学習会に参加した市民は、「日本のマスコミ報道では知ることができない朝鮮半島情勢の基本問題を整理して講演してくれたので、とても参考になり内容のある学習会だった。日本社会での極端な対北対決雰囲気、在日朝鮮人に対する対応を再考すべき」と感想を述べた。【岡山支局】

[朝鮮新報 2003.12.8]