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石原妄言は「過去の歴史塗り替える暴挙」と総連中央副議長が談話

 石原東京都知事が28日夜に東京で開かれた集会で、1910年の「韓日併合」について、「彼ら(朝鮮人)の総意で日本を選んだ」などの妄言を口にしたことと関連し、総連中央の南昇祐副議長が29日、談話を発表。昨年9月17日の朝・日平壌宣言において、小泉首相が「過去の植民地支配について痛切な反省と心からの謝罪の意」を表明したにもかかわらず、都知事がこれを黙殺し、過去の歴史を塗り替えようする暴挙は断じて許されないと指摘した。

 また、「拉致問題が風化する」ので、「朝鮮総連にたいする固定資産税徴収に踏み切った。経済制裁を行い、東京はいっさい北朝鮮の船を入れない」との姿勢を露にしたことについても、「総連本部に突然課した不当な固定資産税が、いかに不純な政治的意図をもって行われた暴挙であるかを自らさらけ出した」と指摘した。

[朝鮮新報 2003.10.30]