〈朝・日青年フレンドリーウォーク〉 札幌、福岡で出発セレモニー |
東西日本の「朝・日青年フレンドリーウォーク」出発セレモニーが18日、札幌市内(東日本)と福岡朝鮮初中級学校(西日本)でそれぞれ行われた。 朝・日の青年たちが朝鮮通信使の軌跡と朝・日関係史のゆかりの地を巡り、経由地で合流する地域参加者たちと交流しながら「真の友好関係とは何か」を考える今回の企画。 東日本のセレモニーでは朝青中央の文達勝副委員長、日高悦郎ピースボート共同代表をはじめ地域の朝・日青年ら86人が参加し、パネルディスカッションなどが行われた。翌19日には道内の強制連行跡地を訪ねた。西日本では総聯福岡県本部の林虎光副委員長と各支部委員長、青商会役員、朝・日青年ら100余人が参加し、キャラバン隊の紹介や公演などが行われた。また、17日に福岡筑豊地方をフィールドワークで回り、18日には福岡初中中級部生徒らと交流した。19、20日は朝・日の文化のゆかりが多く残る長崎県の対馬を訪ねた。 ピースボートの栗原千尋さん(23)は、「日朝の歴史や在日コリアンについて知る機会が今まで少なかったが、これを機にいろいろ学び日朝の掛け橋となれるようがんばりたい」と語った。24日現在、東日本キャラバン隊は宮城県で、西日本は広島県で活動中だ。 [朝鮮新報 2003.10.23] |