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〈関東大震災−朝鮮人虐殺から80年〉 群馬で追悼式と学習会

 関東大震災時に虐殺された朝鮮人犠牲者を追悼する集いと学習会が9月12、13の両日、群馬県で行われた。

 日朝友好連帯群馬県民会議(猪上輝雄代表)が主催した学習会(12日=群馬県女性会館)には80人が参加。8月31日に藤岡市成道寺で慰霊祭を営んだ県民会議は、事件の真相について深く知り、現況の情勢の中で朝鮮問題を正しく理解する趣旨で学習会を開いた。埼玉県朝鮮人強制連行真相調査団の石田貞氏が講演した。

 13日には、日朝協会群馬支部(永井正取会長)主催の追悼式と学習会が藤岡市の成道寺で行われ、60人が参加した。

 犠牲者たちを追悼した後行われた学習会では、永井会長が藤岡事件(自警団が群馬方面に保護検束された朝鮮人を本庄警察署内などで襲い集団虐殺した)について、広田繁雄弁護士が強制連行について講演した。

 参加者たちは、追悼式と学習会を通じ、事件を風化させないためにも史実をしっかり知り、日朝友好の輪を広げていくことを確認し合った。【群馬支局】

[朝鮮新報 2003.10.7]