金正日総書記ロシア極東地域訪問1周年に際し平壌で写真展を開いたロシア連邦極東地域写真展覧会代表団団長に聞く |
【平壌発=姜鐘錫、李松鶴記者】金正日総書記のロシア極東地域訪問1周年に際して、2日から平壌文化展示館で、写真展「極東の地に刻んだ偉大な足跡」が開かれた。会場には、金正日総書記が昨年8月ロシア極東地域を訪問した際、ロシアの記者が撮影した150点以上の総書記の写真が展示され、連日多くの人でにぎわった。オルガ・マルチェバ・ロシア連邦極東地域写真展覧会代表団団長が5日行なった記者会見の内容を要約し紹介する。 すべての分野に精通 −展覧会を開いた動機 ロシア極東地域を訪問した金正日総書記に同行した間にあった出来事はすべてノートに記録した。それと共に、優秀なカメラマンも同行したことから写真も多く撮った。同行取材を終えて写真を整理したところ、その数は約1000枚にものぼった。 周囲の知人に金正日総書記についていろいろと聞かれるので、多くの写真の中から総書記の活動を反映した写真を厳選して展覧会を開こうと思った。 −金正日総書記の魅力 金正日総書記に同行する間に、記者としてとても親近感を覚えた。また、一人の女性としても総書記にとても魅力を感じた。総書記は政治、経済、文化などすべての分野に関する知識を有していることを感じた。様々なところを視察しながら、総書記はとても具体的な質問を投げかけるので、対応に出た人たちも答えに窮することがよくあった。 またユーモアのセンスも抜群で、総書記の周囲では笑い声が絶えなかった。金正日総書記は、心置きなく取材できるよう記者たちにもいつも気を使ってくれた。 金正日総書記が訪問期間、ロ朝関係はこれからより強化されるだろうとおっしゃったので、社会主義強盛大国建設で多くの成果を収めていることについて祝賀のあいさつを述べた。 金正日総書記に同行した全期間を通じて、政治力をはじめとするすべての面で偉大な政治家、卓越したリーダーであることを再度確認することができた。 驚きと感動の日々 −平壌の印象 平壌訪問の全期間は驚嘆の毎日だった。特に感銘を受けたのは子どもたちに対する配慮だった。子どもたちを「国の王様」として、あらゆるものを優先的に子どもたちに与えることを国家レベルで行なっていることに感動した。 また、芸術や技術面などあらゆる面で朝鮮人民が特出した才能を持っていることに驚いた。朝鮮コンピューターセンターを参観してレベルの高さを実感した。国家創建55周年を迎えて日に日に華やかになりつつある市内の雰囲気も印象的だ。 平壌に滞在する間、毎日が驚きと感動の日々だったので、こうした素朴な気持ちを込めた手紙を金正日総書記に送った。 金正日総書記のロシア極東地域訪問を通じ、多くのロシアの人びとが総書記を尊敬し慕っているということを実感した。総書記に対する敬慕の念は、私を含めたロシアの人びとの心にこれからも変わりなく抱かれていくだろう。 [朝鮮新報 2003.9.22] |