「民族教育に理解を」−総連埼玉代表ら知事を表敬訪問 |
総連埼玉県本部の安正一委員長をはじめとする一行が19日、県庁を訪れこのほど就任した上田清司知事を表敬訪問した。県議会民主党議員団団長で同党県連の秦哲美副代表(政策調査会長)が同席した。 安委員長は、民族性と生活、権利を守りながらいかにして日本市民との共生に努めてきたかについて語りながら、とくに大きな力を注いできたのは民族教育だと述べた。 また、同行した埼玉初中の崔仙姫さん(中3)が知事あての手紙を読み上げ手渡した。崔さんは、「厳しい状況の中でも朝鮮学校を日本の学校同様に考えてほしい」と述べ、一度学校を訪れてほしいと学校訪問を要請した。同校の姜龍哲くん(中3)は、来月19日に行われる文化祭およびバザーに来てほしいと案内状を手渡した。 知事は、これまで環境と人権問題に大きな関心を示してきたとし、「できるだけ仲良くしていきたい」と語った。 [朝鮮新報 2003.9.22] |