高知で第21回日朝連帯青年女性集会 |
第21回日朝連帯青年女性集会(主催=同実行委員会)が8月29日、高知市立自由民権記念館で開かれ、同胞、日本市民ら約90人が参加した。 集会では、関東大震災朝鮮人虐殺80周年に関するビデオが上映された後、森正孝静岡大学非常勤講師が講演。朝鮮の核をめぐる問題は、「休戦状態」という米朝関係下でアメリカが「共和国敵視政策」を進めていることを発端として起きたもので、問題解決には米朝関係の正常化を求める国際世論の高まりが必要だと指摘した。 集会参加者らは、「関東大震災の時、多くの朝鮮人が虐殺された事実を初めて知った。このような惨劇が二度と起きないよう代を継いで伝えることが重要だ」「連日報道される反共和国騒動で生徒たちや在日同胞らが迫害や差別を受けていることに対して胸が痛む。互いに正しい歴史認識を持ち、手を取り合っていかなければならない」と語っていた。【高知支局】 [朝鮮新報 2003.9.19] |