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〈関東大震災−朝鮮人虐殺から80年〉 埼玉で日朝協会主催の追悼集会

 さいたま市浦和の埼玉会館で6日、「関東大震災80周年 朝鮮人犠牲者追悼集会」が行われた。日朝協会埼玉県連合会が主催したもので、総聯と民団の代表、国会議員、日本市民ら80余人が参加した。

 ビデオ「歴史は二度と繰り返されてはならない」上映後、北関東朝鮮歌舞団が「アリラン」などの追悼歌を披露した。

 主催者あいさつの後、総聯県本部の尹東煥副委員長と民団代表が来ひんあいさつをした。尹副委員長は8月25日の日弁連勧告について言及し、日本政府が勧告に基づいて虐殺の真相を調査、究明し、謝罪するとともにこのような事件が二度と起きないよう対策を講じるべきだと主張した。

 次に参加者を代表し富樫練三参議院議員をはじめ3氏が追悼の辞を述べた。

 また日朝協会の岩本正光事務局長が「埼玉での朝鮮人虐殺事件の特徴と歴史の教訓」と題し報告した。

 質疑応答、決意表明後、参加者全員が「歴史を繰り返してはならない」という思いを込め献花した。【埼玉支局】

[朝鮮新報 2003.9.16]