〈関東大震災−朝鮮人虐殺から80年〉 群馬で日朝友好連帯群馬県民会議など主催の追悼祭 |
日朝友好連帯群馬県民会議と連合藤岡地域協議会主催の追悼祭が8月31日、群馬県藤沢市の成道寺で行われ、同胞と日本市民ら約110人が参加した。 主催者あいさつに続いて、県民会議代表の角田義一衆院議員(民主党)と、総聯県本部の田成培委員長、藤岡市長の代理として助役がそれぞれ追悼の辞を述べた。 角田議員は、「当時のことは決して忘れてはならず、真相究明と真の反省、補償が行われなければならない。日朝関係は現在、複雑だが、民間人による草の根の交流と協力は必要だ」と述べた。田委員長は「日本政府は平壌宣言を履行し、過去の侵略戦争による朝鮮植民地支配とその被害者である在日朝鮮人に対する真しな謝罪と補償、そして歴史を繰り返さないという公式な宣言をもって朝・日国交正常化に取り組むべきだ」と語った。 また群馬初中中級部3年の朴京花さんが詩「誓いの日」を朗読し、同校生徒が歌「故郷の春」を合唱した。 [朝鮮新報 2003.9.4] |