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朝米対話、不可侵条約を−世界のキリスト教団体、ワシントンで声明

 朝鮮半島の情勢と関連した各国と地域キリスト教徒の協議会が、米国キリスト教協議会と教会世界奉仕団体の共催により、6月16日から18日までワシントンで行われた。

 協議会では、朝鮮半島に生じた重大な危機を平和的に解決する共同活動の方向が討議され、それに関する声明が採択された。

 声明は、朝鮮民主主義人民共和国がこれまで数回にわたって核問題をはじめ諸問題において雅量のある緊張緩和の措置を取ったが、米国はこれに応じなかったとし、米国政府に朝鮮半島の緊張状態の平和的解決に関する米国の立場を明白にすることを求めた。

 また、対朝鮮先制攻撃政策の撤回、朝米直接対話の再開、不可侵条約の締結、停戦協定の平和協定への交替などを強く求めた。

 そして、米国と世界のすべてのキリスト教団体が朝鮮の北南キリスト教徒と緊密に連帯し、朝鮮半島の危機を平和的に解決する闘争に積極的に立ち上がることを呼びかけた。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.7.24]