「万景峰92」号の自由かつ安全な往来保障求め日本朝鮮学術教育交流協会が小泉首相に要請 |
「万景峰92」号が入港を見合わせた問題と関連し10日、日本朝鮮学術教育交流協会(中小路清雄会長)が小泉首相あてに要旨次のような要請書を提出した。 「有事」関連法案を成立させた日本は、日米共同の対朝鮮政策にもとづいて、「対話と圧力」「強硬な措置」の名による対朝鮮包囲攻撃を強めている。日朝平壌宣言の精神をふみにじる今回の日本政府の対応に強く抗議しつつ、以下の事項を要請する。 1、日本政府は、在日朝鮮人が朝鮮民主主義人民共和国と自由かつ安全に往来することを保障し、「監視、検査」等を口実とする不当な介入、弾圧を即時中止すること。 2、日朝間の懸案事項を解決するため、国交正常化のための政府間交渉を直ちに再開すること。 [朝鮮新報 2003.6.12] |