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麻生妄言に対し「民族的怒り」−総連民族性固守委員長が談話発表

 ゙令鉉総連中央副議長兼民族性固守委員会委員長は2日、自民党の麻生太郎政調会長が5月31日、都内の講演で朝鮮に対する日本の侵略をわい曲し、植民地支配を正当化する妄言を吐いたことと関連し、談話を発表し厳しく指弾した。

 談話は、与党の責任ある地位にいる麻生政調会長が植民地支配の美化に奔走していることに民族的怒りを禁じえないとしながら、小泉総理が署名した朝・日平壌宣言には「日本側は、過去植民地支配によって朝鮮人民に多大な損害と苦痛を与えた歴史的事実を謙虚に受け止め、痛切な反省と心からの謝罪の意を表明した」と明記されていると指摘。

 そして、日本政府当局が朝鮮と総連に対する敵視政策をただちに修正することを強く求めた。

[朝鮮新報 2003.6.3]