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〈日韓緊急言論シンポジウム〉 「朝鮮半島を第2のイラクにしないために」

 日韓緊急言論シンポジウム「朝鮮半島を第2のイラクにしないために」(日本マスコミ文化情報労組会議、韓国言論労組共催)が5月28日、東京都文京区の全労連会館で行われた。

 シンポでは李鍾元・立教大学法学部教授が核危機をテーマにした基調講演を行ったのに続き、梁文錫・言論労組政策専門委員と藤森研・朝日新聞編集委員が現情勢下で南と日本のジャーナリズムが果たすべき役割について基調報告を行った。

 昼食をはさんで行われた討論でパネリストたちは、「日本のマスコミは核問題を誇張している。事実に基づいたリアリズムを追求すべき」「朝鮮に対する圧迫政策はより悪い結果を招く」「韓国と日本が米国に対しもっと自主性を発揮すべき」などの意見が出された。

 シンポでは、南と日本のジャーナリストの連帯を強めることを訴えた共同声明が朗読され、満場一致で採択された。

[朝鮮新報 2003.5.31]