東京で「憲法フェスタ」、東京朝鮮第1舞踊部出演 |
17日、東京・文京シビックホールで開かれた「2003 憲法フェスティバル」(同実行委員会主催)に東京朝鮮第1初中級学校舞踊部の生徒たちが出演し踊りを披露、参加した1000人以上の市民らから大きな拍手を受けた。 またフェスティバルでは作家の辺見庸氏が講演を行い、姜尚中・東京大学教授とドイツ文学翻訳家・口承文学研究家の池田香代子氏が対談を行った。 講演で辺見氏は、日本のファシズムはすでに円熟期に達した、有事関連3法案はまさに1938年の国家総動員法そのものだと指摘。日本型ファシズムを作りあげている主体はマスメディアであると、朝鮮問題など日本の報道のあり方を強く非難した。 また対談で姜教授は、今日作り上げられた「北の脅威」はすべて朝・日間に国交がないがために生まれたものだと強調。朝・日国交正常化を行うことこそが日本の現憲法を活かす道だとも語った。 池田氏も、「隣国の朝鮮との関係を改善できずに世界協調など10年早い」と語った。 [朝鮮新報 2003.5.26] |