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〈受験資格問題〉 民主党外国人問題プロジェクトチーム、解決へ向け提言作成へ

 民主党の「在日外国人に係わる諸問題に関するプロジェクトチーム」(座長=江田五月参議院議員)は23日、文部科学省が「検討中」としている外国人学校の大学受験資格問題の解決に向け、「在日外国人子女の教育に関する提言」を作成することを決めた。国会レベルではすでに3月12日、自民、公明、保守の3党幹事長が遠山敦子文部科学大臣に会い、すべての外国人学校出身者に受験資格を求める要望書を提出している。

 東京・永田町の参議院第1議員会館で行われた会議には江田座長、今野東・衆議院議員、小川敏夫、ツルネンマルティ両参議院議員らが参加した。

 会議では在日外国人の子どもを取り巻く教育上の政策課題として、外国人学校が正規の学校として認められていない各種学校、無認可校として扱われている点、大学受験資格問題に関する文科省の最終的な結論が出ていないことを確認した。

 そして、会期末までに提言の中間発表をまとめ、同党のネクストキャビネットなどに提出し、党としての対応を促すことにした。大学受験資格問題に関して同プロジェクトチームは今年3月18日、岡山朝鮮初中級学校関係者、文科省の高等教育局大学課課長から事情聴取をしている。

[朝鮮新報 2003.5.24]