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本郷文化フォーラムによる朝鮮問題連続講座で映画「朝鮮の子」上映

 東京都文京区の本郷文化フォーラムによる連続講座「朝鮮半島に平和を築こう」の第1回講座「民族排外主義に抗して―民族学校を守ろう」が14日に開かれた。

 講座では、1954年に制作された映画「朝鮮の子」が上映された後、東京民族教育対策委員会の李昌興事務局長が講師として出演し、民族教育の歴史と受験資格問題をはじめとする現在の問題点について言及。「民族教育があったからこそ、今も在日朝鮮人は民族の誇りを持って堂々と生きてこられた。日本政府は一貫して民族教育に対する弾圧を加えている。問題の根源は日本が過去をきちんと清算しなかったことにある」と強調した。

 連続講座は9月まで全5回で行われ、次回は6月25日に「朝鮮戦争休戦協定から50年―日本は朝鮮戦争で何をしたのか」という内容で開かれる予定だ。

[朝鮮新報 2003.5.16]