〈趙明禄国防委員会第1副委員長訪中〉 胡錦涛主席、会見で「高位級往来の伝統維持し、重大問題で意見交換」強調 |
中国の胡錦涛国家主席が22日、北京の人民大会堂で中国を訪問中の趙明禄国防委員会第1副委員長と会見した。 胡錦涛主席は席上、両国の党と人民が伝統的な親善関係を培ってきたことに触れながら、次のように述べた。 中朝親善は毛沢東主席、周恩来総理、ケ小平同志と金日成主席が築き発展させてきたもので、両国人民の心に深く根付いている。 最近、金正日総書記が2度にわたり訪中し、江沢民主席も朝鮮を訪問した。両国の最高指導者は、中朝善隣友好、協調関係をさらに発展させることで意見の一致をみ、新世紀における両国関係発展の方向を示した。 われわれは、中朝双方が高位級相互往来の伝統を維持しており、多くの重大な問題と関連した意見交換を行っていることについてうれしく思う。 現在の国際情勢の中で、伝統的な中朝親善を発展させることは、両国人民の根本利益に合致するものであり、地域の平和と安定、発展にも有益である。 中国の党と政府は伝統的な中朝親善をとても重視している。われわれは朝鮮の同志とともに、両国の親善関係をより発展させるため努力するだろう。 朝鮮人民は金正日総書記を首班とする朝鮮労働党の指導のもと、自力更生・刻苦奮闘の革命精神を発揮し多くの難関を乗り越え、経済建設と祖国統一偉業、対外事業分野で大きな成果を収めた。 われわれはこれをうれしく思い、朝鮮人民が金正日総書記と朝鮮労働党の指導のもと、社会主義建設でより大きな成果を収めるよう心から願っている。 [朝鮮新報 2003.4.24] |