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米の主張は本末転倒−朝鮮の核問題テーマにベルギーで討論会

 討論会「朝鮮半島での核問題、危険はどこから来ているのか」が3月14日、ベルギー国際研究所の主催でブリュッセルで行われた。

 討論会では、ベルギー労働党のデケルス政治局員、朝鮮の統一と平和のための国際連絡委員会のデュプル書記長、核戦争防止医師協会のピエラル副委員長が討論した。

 デケルス政治局員らは、米国が朝鮮政府の核拡散防止条約(NPT)の脱退措置を指して朝鮮の核兵器保有をうんぬんし、核騒動を繰り広げていることに言及。米国が1994年の朝米基本合意文を破棄して朝鮮を核兵器で脅している張本人だと指摘した。

 そして、米国が朝鮮の核危機を作り出した目的は、戦略的野望を実現するところにある、と指摘した。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.4.7]