ロシア大統領特使、平壌出発に先立ち記者会見 |
ロシア大統領特使のアレクサンドル・P・ロシュコフ外務次官は21日、4日間の訪朝を終え平壌出発に先立ち空港で記者会見を行った。 会見でロシュコフ特使は、朝鮮半島情勢をより深く知り、ロ朝両国間の双務的関係問題を協議するため朝鮮を訪問したとしながら、訪問期間、有益な会談が交わされたことに言及した。 また、金正日総書記との会見についても触れ、総書記が特使一行に深い関心を払ったことに謝意を表すると述べた。 特使はこの間に行われた会談と面談で、互いの立場を正確に把握するためにより多く接触すべきだとの見解で一致したと述べた。 一方でロシュコフ特使はこの数年間に金正日総書記の歴史的ロシア訪問、プーチン大統領の訪朝と対面が行われたとし、この過程で両国首脳の間にりっぱな関係が築かれたと強調した。 特使はロ朝関係発展の展望は非常に明るいとしながら、両国指導者が示した路線に従って各分野にわたり両国関係をいっそう発展させていくと語った。 そのうえで、朝鮮滞在中に行った多忙な活動は内容が豊富で有益なものであったと述べた。 ロシュコフ特使一行はこれに先立つ20日、カルロフ駐朝ロシア大使が催した宴会に参加した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.1.25] |