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済州道、釜山市代表団が平壌訪問

 【平壌発=金志永記者】北南間の交流、協力事業が活発に行われている中、北の民族和解協議会(民和協)の招請により、禹瑾敏済州道知事を団長とする済州道民訪問団が8月25日から、安相英釜山市長を団長とする釜山市代表団が26日から、30日までそれぞれ平壌を訪問した。

 最近済州道では、南北協力済州道民運動本部が中心になって、北にみかん、柿などを送る事業を推し進め、去年5月と11月には各階層の道民で構成された大規模の訪問団が平壌に招請された。3回目になる今回の訪問団は256人で構成され、済州大学総長、済州道議会副議長、南北協力道民運動本部の理事長などが含まれている。

 釜山市は昨年秋、第14回アジア競技大会に北の選手団、応援団が参加したのを契機に民族和解の機運が高まった。今回の訪問団は、釜山市の経済文化スポーツ協力事業構想に対する説明会を行い、アジア競技大会に関与した政治、経済関係者との面会も行った。

[朝鮮新報 2003.8.30]