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総連同胞への迫害中断を−南の国会議員が声明発表

 南の新千年民主党と改革党所属の国会議員15人が26日、連名で声明を発表。総連同胞に対する日本極右団体のテロや暴力行為の即刻中断を求め、日本政府が責任者を厳重に処罰し、再発防止対策を立てることを強く要求した。

 声明は昨年の9.17以降、朝鮮学校の女子生徒が制服のチマ・チョゴリを刃物で切り裂かれたり、石を投げられたりする「非理性的な暴力」が1年間続き、最近では、各地の総連関係施設への銃撃と爆発物設置により生命を脅かすにまでいたったと指摘。すべての在日朝鮮人は日本の植民地統治の犠牲者であるとして「日本政府は極右団体の卑怯な暴力から総連同胞、児童、生徒と婦女子を保護しなければならない責務を担っている」と強調した。

 一方、民主党の金槿泰議員は、朝鮮学校卒業生に対する文科省の大学入学資格弾力化案と関連し、小泉首相あてに書簡を送った。書簡では、ただちに朝鮮学校卒業生にすべての外国人学校卒業生と等しく大学入学資格を付与するよう求めている。

[朝鮮新報 2003.8.28]