南朝鮮現代峨山会長であった故鄭夢憲氏を偲んで７日、金剛山で追悼会が行われた。北の関係者と金剛山に滞在している現代峨山の職員が参加した。

　朝鮮アジア太平洋平和委員会の宋浩京副委員長ら北側関係者が追悼の辞を述べ、鄭会長の死去に深い哀悼の意を表し、故人の遺族に慰めと励ましの言葉を送った。さらに、民族共同の利益と繁栄のために金剛山観光、開城工業地区建設など、各分野の協力事業に貢献した会長の業績は、わが民族の統一運動史とともに末永く伝えられるだろうと指摘した。また、不当な「特検」騒動で悲劇的運命を強いたハンナラ党を糾弾した。

　一方、朝鮮アジア太平洋平和委員会、民族経済協力連合会、民族和解協議会をはじめ関係団体の活動家たちは、現代側が平壌と金剛山に設けた焼香所を訪ねて弔意を表した。（朝鮮通信）

［朝鮮新報 2003.8.9］