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平和守護意志確認を−閣僚級会談で北側団長提案

 第11回北南閣僚級会談が10日から12日までソウルで開かれた。会談には北側から金゚星内閣責任参事を団長とする代表団メンバーと随員、南側から丁世鉉統一部長官を首席代表とする代表団メンバーと随員が参加。金団長は基本発言で次のような案を提起した。

 1、朝鮮半島に生じた戦争の危険を防止して民族の安寧と平和を守るための平和守護意志を共同で確認する。

 2、6.15共同宣言の精神に基づいて朝鮮半島情勢を戦争の局面に導くいかなる行為にも加担せず、こうした行為に民族共助で対処する。

 3、対北、対南テレビ放送と前線地帯の放送だけでなく、相手側をひぼうするすべての放送を2003年8月15日から同時に前面中止する。

 4、民間団体が組織する8.15解放の日の行事が全民族の反戦、平和と統一意志を誇示する大祭典となるよう当局が積極的に協力する。

 5、双方赤十字団体が民俗祝日である今年の中秋を契機に金剛山で第8回離散家族、親戚の対面と面会所建設着工式を行なうよう協力する。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.7.14]