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朝鮮で心臓疾患治療用注射薬を開発

 科学院中央実験分析所で心臓疾患に特効のある「助酵素注射薬」と「心臓注射薬」を開発した。

 研究チームのリーダー、朴憲孝博士によると、「助酵素注射薬」は動物の筋肉組織から強い細胞代謝復活剤の作用をする助酵素を抽出分離して製造した。

 この注射薬は、心筋の酸素欠乏のため生じる病的変化と心筋の急性代謝障害による細胞呼吸の不活性を防ぎ、心拍出量を増やし、抹消血管の抵抗を下げる作用をする。

 また、心不全の時、肝臓と肺のうっ血症と浮腫を減少させ、狭心症を著しく改善し、肝硬変、肝壊死、腹水などで肝細胞組織の代謝作用が急速に抑制されたり、弱った時、迅速に復活させる特性を持っている。

 動物の心臓から抽出して作った「心臓注射薬」は、心臓、脳代謝復活作用を強化し、組織呼吸を促す。

 この薬は不静脈、心臓神経症、心筋炎、心臓栄養障害をはじめ各種心臓疾患と脳打撲、脳血栓後遺症、一酸化炭素中毒、潰瘍性疾患の治療においてかなり効率が高い。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.7.11]