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朝鮮で農業に情報技術導入

 平壌7日発朝鮮中央通信によると、朝鮮で農業部門に情報技術を導入する活動が行われている。

 農業科学院コンピューターセンターの科学者らによってこれまでにすでに、国内の土地資源の生産性に対する総合的評価、農業生態地域の区分、農作物生育シミュレーションに基づく生長予測と多様な品種の配置、営農工程に基づいた種まき、田植え、農作物肥培管理の適期選択、収穫高の予測など多くの成果が収められた。

 現在、ネットワークを通じてこのデータが全国の農業生産単位に提供されている。

 昨年、黄海北道沙里院市嵋谷協同農場では、こうした資料を活用してかなりの成果を収めた。

 今年は、黄海南道をはじめ多くの道がこのデータに基づいて農業を科学的に営んでいる。

 コンピューターセンターの李勇九所長の話によると、農業生産に情報技術を導入するのは今の投資環境において国の農業生産量を増やす重要な潜在力になるばかりか、情報産業時代の必須の要求になっている。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.7.11]