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遺骨会談応じると朝鮮人民軍板門店代表部代弁人が言明

 朝鮮人民軍板門店代表部のスポークスマンは2日、米国が遺骨会談を再度提起してきたことに関連し、朝鮮中央通信社記者の質問に次のように答えた。

 最近米国は、米軍兵士の遺骨発掘に関する会談を再度行うことを数回にわたって提起してきた。

 われわれは、これまで崇高な人道的見地から誠意の限りを尽くし、多くの米軍兵士の遺骨を発掘して米国側に引き渡した。

 しかし最近、米政権の極端な対朝鮮敵視政策によって、わが軍隊と人民の対米感情と警戒心は極点に達しており、特に核問題によって朝米関係はかつてなく悪化している。

 このような現情勢は、朝米間のほかの問題と同様遺骨発掘事業も、その順調な進展をきわめて難しくしている。

 しかしわれわれは、遺骨発掘事業が純然たる人道的問題であるということを十分に考慮し、米国側が提起した会談に応じることにした。

 米国側としては会談で、米軍兵の遺骨問題を解決するうえでの障害物を取り除く適切かつ現実的な方途を打ち出すべきであろう。(朝鮮通信)

[朝鮮新報 2003.7.5]