白南淳外相、朝鮮半島核問題で国連安保理議長に書簡 |
国連安全保障理事会で一常任理事国が朝鮮半島の核問題を取り扱うための外交交渉を開始したことと関連し、白南淳外相は国連安保理のセルゲイ・V・ラブロフ議長に6月26日付で書簡を送った。 書簡は、朝鮮半島の核問題は小国と大国間の問題であるだけに、この問題で理事会が公正な態度を取るなら、朝鮮半島ひいてはアジア太平洋地域の平和と安定の保障、国連の権威の回復に大きく寄与するだろうと強調した。 そのうえで朝鮮半島の核問題と関連し、@「悪の枢軸」と「先制攻撃」教理に対する見解の定立と態度表明、A当事国の対話に対する立場の本質を見極めること、B二重基準を適用するかのような印象を与えることを避けること、C一国連加盟国が他の加盟国に圧力を加えることが正当であるのかを判断すべき道徳的義務を担っていること、D朝鮮停戦協定の現実態に注目すること、などを強く促した。(朝鮮通信) [朝鮮新報 2003.7.1] |