金剛山で第7回離散家族、親せき面談始まる |
【高城発=文聖姫、姜鐘錫記者】第7回離散家族、親せきの面談が6月27日、金剛山で始まった。北南の赤十字団体間の合意により、まず北側の家族、親せき200人が南の100人と対面した。 50数年ぶりの再会で顔を見分けられるか心配する家族もいたが、打ち解けた雰囲気で話すうちに彼らの表情は明るくなっていった。咸鏡南道金野郡で暮らすチョン・ワンオクさん(59)は、10歳の時に別れた103歳の母・オ・スンドクさんと対面した。 「オモニ、私は10歳の時にオモニと離れ離れになったけど、国で面倒を見てくれたので幸せに暮らしています」 高齢で耳の遠くなった母に一生懸命話しかけるチョンさん。オさんも娘の手をさすりながら再会の喜びをかみしめていた。 半世紀ぶりに再会した家族、親せきらは、このような悲劇を2度と繰り返してはならないと語り合っていた。6月30日から7月2日までは南の家族、親せき500人が北の100人と再会する予定だ。 [朝鮮新報 2003.7.1] |