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静岡朝鮮初中級学校代表ら県に補助金増額要求

 李英三静岡朝鮮初中級学校校長をはじめとする同校代表らが11月28日、静岡県に対し同校の処遇改善を求める要請を行った。石川喜延同県知事が応対した。

 代表らは、「98年度から始まった静岡県からの運営費補助は年間315万円ほどで、同校運営予算のわずか5.5%に過ぎない。保護者の教育費負担は限界に達している」と訴えた。また代表らは、この間集めた7496人分の署名名簿を要望書とともに手渡した。

 同席した伊藤伊佐美県会議員もまた、「県下に唯一の朝鮮学校に対する助成金の引き上げは、日本と在日のみなさん、そして日本の子どもたちとの交流から考えてもぜひ実現すべきだ」と強調した。【静岡初中】

[朝鮮新報 2003.12.16]