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広島朝鮮学園代表ら県庁訪れ補助金引き上げ要求

 広島朝鮮学園の代表ら5人が11月13日、広島県庁を訪れ、広島県下の朝鮮学園の経常補助金額引き上げを要求した。

 当学園理事長は、学園運営および県の補助金給付状況の説明と補助金引き上げを要求。広島朝鮮初中高級学校の李一烈校長と保護者代表は、「十分な教育環境を整えるにあたって、保護者の経済的負担が大きい」点を説明した。

 広島県私学振興室の竹本敏雄室長は、「県の困難な財政のなか、各所における減額が計画されているが補助金確保のために努力している」と語っていた。

 同校の梁元康理事は、「現在の朝鮮学校に対する補助金額は日本学校に対する私学助成に比べると問題にならない。県費負担でも学校運営はまだ苦しい。私学並の給付が必要だ」と要求した。

 学園理事長は、「このような意見交換や県職員との学習会などを引き続き行って、最もよい解決策を共に考えていこう」と提議し、県の方でもこれに同意した。【広島初中高】

[朝鮮新報 2003.12.6]