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埼玉朝鮮初中級学校文化祭、1200人でにぎわう

日本人参加者のために将棋教室、チャンゴ教室などのコーナーが設けられた

 朝からさわやかな秋晴れとなった19日、埼玉朝鮮初中級学校(埼玉県さいたま市)の文化祭「MOIJA!! 2003」に、上田清司埼玉県知事が招かれ、出席した。文化祭とバザーは1200余人の生徒、学父母をはじめとする同胞、日本人らでにぎわった。

 午前8時55分、高石典校長をはじめとする学校関係者、全校生徒が2列に並んで知事を出迎えた。生徒代表が歓迎のあいさつを述べ、花束を贈呈した。

 上田知事は初級部1、3年生の教室、コンピューター室を見て回った後、理科室に展示された初級部1年生の国語、算数、日本語の改編教科書を閲覧。その後、運動場で生徒たちが準備した民族教育紹介コーナー、朝・日関係コーナーを見学した後、特設舞台上で繰り広げられる生徒たちの公演を観覧した。

 あいさつした知事はまず、文化祭に招待してくれたことに謝意を表し、生徒たちがきちんとあいさつすることに感銘を受けたと語った。

盛況裏に行われたバザーの様子

 また、今日のように良い天気なのを見るとみなさんを祝賀してくれているようだと述べた。

 そして、日朝関係は良い時も悪い時もあったが、こうして会うことで理解を深めることができると信じていると強調した。

 この日の文化祭は学校紹介、模擬店、民族遊び、ゲームなどを通じて朝鮮学校について知ってもらおうと企画された。

 オモニ会が焼肉、クレープ、から揚げなどの売店を用意、バザーを開いたが盛況だった。午後からは朝鮮大学校の学生バンドが出演したほか、液晶テレビなどが当たる抽選会も好評だった。(写真=姜鐘錫記者)

[朝鮮新報 2003.10.22]