「朝鮮大学校学園祭２００３」（主催＝同実行委員会）が１１月１、２日の両日、東京都小平市の同校で開催される。テーマは「出会いが未来（あす）を拓く」。停滞する朝・日両国間の友好と親善をまずは大学生の間から実現していこうというのが目的だ。

　鄭鐘烈教育学部学部長の特別講演をはじめ、東大など日本の大学生も参加し行われる朝・日学生シンポやアンサンブル公演、朝大生がボランティア活動をしている同胞障害者音楽サークル「tutti」の公演、同校卒業生である金剛山歌劇団歌手の特別公演など盛りだくさんの内容だ。恒例の各種売店コーナーやチョゴリファッションショー、関西リーグ１部の立命館大学と朝大サッカー部の試合、慶応大、専修大と朝大ボクシング部の親善試合、各種展示会なども行われる予定。

　朝大では現在、関東近郊の４０７大学を学生自らが直接たずねて参加を呼びかけている。宋明男・実行委員長（政治経済学部４年、朝大委員会委員長）は、「日本人学生をはじめ多くの同胞、日本市民に私たちのありのままの姿をみてもらいたい。朝・日友好を合言葉に熱く語り合いましょう」と語っている。両日とも午前１０時開始。問い合わせ＝同事務局（TEL　０４２・３４６・０４１９）

［朝鮮新報 2003.10.18］