朝高生と日校生で演劇

みんなで食べるバーベキューは最高！

　「２００３年京都・滋賀ブロックサマースクール」が５、６日、滋賀県のビラデスト今津で行われ、日本の中学、高校に通う同胞生徒３８人が参加した。

　今回は、朝高生たち６人が昨年に続いて参加し、学生会の生徒らと共に演劇に出演。また、朝青京都の年間行事である第２５回「みんなのためのコンサート」をサマースクールの場で行ったのが特徴だ。

　参加者たちは２日間を通し、班対抗クイズ大会や学生会の演劇と公演、キャンプファイヤー、大運動会などを行い、楽しく過ごした。

　２回目の参加となった全泰資くん（高３）は、「サマースクールにきて多くの在日と知り合えて本当に楽しい時間を過ごせた」と語った。

　陳千恵さん（高２）は、「在日なんて別にどうでもいいんじゃないかって思ってたけど、サマースクールに来てたくさんの人に出会って、意見をぶつけ合うことによって『民族』ってものを自覚するようになった。ここで出会った在日の友達を大切にしていきたい」と感想を述べた。

　また、安淑圭さん（高２）は、「在日同士だからこそ話し合えた内容ばかりで、考えさせられることが多かった。特に朝高生たちがウリマルを普通に話している姿を見て、『言葉』って本当に重要だと実感した。これからは絶対に勉強しようと思う」と話していた。【朝青京都】

［朝鮮新報 2003.8.23］