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南の児童ら東京第1初中を訪問−昨年に続き2度目、再会喜ぶ

手をつないで統一を歌う

 「南北コリアと日本のともだち展」に参加した南朝鮮のNGO「南北オリニオッケドンム」の子どもたちが14日、東京荒川区の東京朝鮮第1初中級学校を訪問した。昨年に続いての同校の訪問となる。

 今回、訪問したのは小学校2年から中学2年までの11人。朝9時半に到着した一行は花束を贈られるなどの歓迎を受け、第1初中の児童たちが準備した歌や踊りの公演を観覧した。「オッケドンム」の子どもたちも、1日も早く北の子どもたちと会いたいという思いを込めた「カボゴシポ(行ってみたい)」を合唱した。

 その後、初級部1年から6年までの授業を参観。6年の教室では2つのクラスにわかれて入り交流会を開いた。自己紹介やお互いに「学校の科目は何が好き?」などと質問をしあうなど楽しいひとときを過ごした。「オッケドンム」の子どもたちが準備した贈り物を渡したり、メールアドレスを交換し合う場面も見られた。

 リ・ソヒョンさん(5年)は、「楽しかった。朝鮮学校の友達はウリマルもうまいし、すぐに仲良くなれた。朝鮮学校のことは知っていたけれど、実際に来ることができて良かった」と感激を隠さないでいた。

 「オッケドンム」の一行は訪問後、第1初中の代表とともに台東区内の日本学校を訪ね日本の児童らとも交流を深めた。

[朝鮮新報 2003.7.17]