大阪市外国籍住民施策有識者会議が生野初級を初訪問 |
外国籍住民に関わる問題や施策のあり方について検討する大阪市外国籍住民施策有識者会議(座長=山本登・大阪市立大学名誉教授)が21日、朝鮮学校が抱える課題を知ろうと生野朝鮮初級学校(大阪市生野区)を訪れた。 訪問したのは山本座長ら6人で同会議が朝鮮学校を訪問するのは初めてのこと。委員らは授業参観後、同校の李昌受教員、同校附属幼稚班の権敏子主任、東大阪中級の許玉汝教員らと懇談し、母国語教育の重要性や授業内容、厳しい運営状況について理解を深めた。 奈良教育大学名誉教授の中川喜代子委員は、「在日朝鮮、韓国人の方々は、市民としてずっと税金を納付してきた。その子どもたちに日本の子どもと同じレベルの教育条件を保障するのは市の責任だと思った」と感想を語っていた。 [朝鮮新報 2003.5.27] |