朝鮮奨学会、「セフルム」第9号発行 |
財団法人・朝鮮奨学会が発行する「セフルム(新しい流れ)」の第9号が出た。 時局講演は、「グローバリゼーション下の南北交流と朝日交渉」(林哲・津田塾大学教授)、「朝日国交正常化と『東アジア共同体』」(李鍾元・立教大学教授)の2つ。朝鮮半島情勢を見る視点をいかに確立しなければならないかを強調している。 サマーキャンプ、文化祭の紹介は、高校奨学生たちが在日コリアンとして民族の心と文化を守り生きていこうとする真摯な姿があふれている。 また、日本の各分野で活躍している奨学生OBたちが数多く紹介されており、これから社会に出て行く学生たちにとってたいへん参考になる内容となっている。 問い合わせ=同編集委員会(TEL 03・3343・5757)。 [朝鮮新報 2003.4.11] |