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進学塾「NARAE(ナレ)学院」が日本市民、同胞対象に各教室も開く

パソコン教室ではカウンセリングを通じ習いたいこと、知りたいことを把握し、受講生に合ったプログラムを作成する

 東京・十条にこのほど開校した進学塾「NARAE(ナレ)学院」。地域の日本市民および同胞を対象にした「ハングル教室」「パソコン教室」、カルチャースクール(第1弾として「ポジャギ=コリアパッチワーク教室」)も開いている。開校に先立ち、新聞の折込チラシで案内したところ、希望者から多くの問い合わせがあった。とくに「ハングル教室」は、「同胞とつきあいのある地域商店街の役員や主婦らがぜひ学びたいと。顔見知りの生徒とは、ハングルであいさつなども交わしたい、という人もいる」と、金哲煥学院長は話す。

 「ハングル教室」は、日本の商社との商談などの際、駐日商社員の通訳を行っている女性講師と、都内のハングルスクールで講師を務める男性講師が担当している。

 入門、初級、中級、上級に分かれ、3カ月を1クールとする。コースは平日(火曜か水曜)、土曜午後、夜間の各コースがあり、1時間(2000円)からでも受講は可能。教材費(書籍とCD)として5000円程度かかる。グループで学習すると受講料が安くなる。

 「パソコン教室」は、国家試験資格取得者が担当。知りたいこと、分からないことだけを習うことができる。コースは月曜から土曜までの午前と午後の両コースに分かれ、1時間からの受講(2000円)もOK。これもグループ受講だと割引あり。

 「ポジャギ教室」は、カルチャースクールの第1弾としてスタートした。ポジャギとは日本で言うパッチワークのようなもの。講師は、刺繍作家の金賢姫さんの手ほどきを受けた在日同胞の李尚美さん(埼玉初中、学父母)。11日には開校のための展示会を開催。15日から4月末までの隔週土曜午前10時から3時間、開かれることになった。受講料は全6回の1万8000円。

 カルチャースクールでは今後、オモニと幼児の英会話スクール、留学準備英会話スクールなど受講者のニーズにあったものを随時、開いていくという。

[朝鮮新報 2003.3.4]