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神奈川初中高代表、横浜市長に教育助成の充実求め3万6000人分の署名提出

 神奈川朝鮮初中高級学校の禹載星校長、学校法人神奈川朝鮮学園の金松雄理事長らが1月29日、横浜市庁を訪れ、教育助成金の増額を求める中田宏市長あての3万6千余人分の署名と要望書を提出した。代表らは、大田和彦・教育長らと懇談。一昨年創立50周年を迎えた同校が地域の国際交流に貢献している現状を述べ、昨年4月から市内の日本人教職員組合や同校の保護者が中心となって集めた署名を提出した。

 そして、現在の補助金をもっては学校を正常運営するには程遠いばかりか、長期化する不況のなかで同胞や保護者の教育費負担は限界に達しているとしながら、@市内の朝鮮学校に対する各種補助金の適用と神奈川初中高の老朽化した校舎の新校舎建設費を補助するよう積極的な対策を講じるA現在適用されている各種助成金の増額−を求めた。署名の8割は日本人教員らが集めた。【神奈川支局】

[朝鮮新報 2003.2.13]