広島初中高に南の教員初めて訪問 |
南の「全国教職員労働組合大邱支部」のメンバーが15日、広島朝鮮初中高級学校を訪れ、授業参観、交流会などで親ぼくを深めた。南の人士が同校を訪れたのは初めて。 大邱市内の小、中、高で教べんをとる教員23人は正門で全校児童、生徒の歓迎を受けながら、初級部から高級部までを見学した。クラス別に分かれて行われた交流会では、生徒らが南の人気テレビ番組や生活スタイルについて質問。一方、訪問団側は放課後の過ごし方、日本人との付き合いなどについて積極的に尋ねていた。授業風景をビデオカメラで撮っていたメンバーの一人は、「来る前は多少緊張もあったが、授業内容に思ったほど違和感はなかった。温かくもてなしてもらい、同じ民族だという思いを強くした」と感想を述べた。 李一烈校長は「交流したくてもできなかっただけに、とてもうれしい。今後は、相互訪問や教育研究交流などにもつなげていきたい」と語っていた。【広島初中高】 [朝鮮新報 2003.1.24] |