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救援米活動のNGO、群馬初中にサッカーボール寄贈

 食糧難に苦しむ国々の子どもたちにコメを届ける活動を行っているNGO「マザーランドアカデミー」(本部=東京都)に協力している群馬県内のボランティア団体代表が昨年末、群馬朝鮮初中級学校を訪れ、サッカーボール100個を同校児童、生徒たちにプレゼントした。ボールは朝鮮の子どもたちにコメと一緒に持っていこうと同アカデミーが用意したもの。しかし、朝・日関係が厳しくなり、それが困難になったため、「同じ朝鮮民族である在日の子どもたちに使ってもらい、彼らを元気づけたい」と贈呈を決めた。同県内で行われてきた救援米作付けに児童、生徒たちが5年前から参加している同校が贈呈先に選ばれた。

 尹淳培校長は「朝鮮学校児童、生徒への嫌がらせが続いているこのような時期だけに、励まされる思いだ。マザーランドアカデミーの主旨を添えて、近県の朝鮮学校にお分けしたい」と話している。【群馬初中】

[朝鮮新報 2003.1.21]