「同胞経済研究」第11号発行 |
「同胞経済研究」第11号(2003年冬)が発行された。 「同胞企業定期景況観測」は10月調査分。東京、愛知、大阪、北海道、新潟、秋田など各商工会の法人会員から292法人の経営者を対象に、@景況A売上高B仕入価格C採算状況D資金繰りE設備F人手の7項目を調査した。 全般的な景況感に関しては、「▲37と、依然として厳しい。しかし、2001年4月の本調査開始以来の最高値である昨年同期と同じ値である。前期比で3ポイント改善しており、2期連続の改善となっているが、前回調査時の見通し(▲33)ほどの改善とはならなかった。来期見通しはほぼ横ばい(▲36)」と解説している。 朝鮮大学校経営学部の徐達成講師は、「産業集積の変化と産業クラスター−中小製造業が目指すべき方向性−」と題した論文を寄せている。産業構造が大きく変化する中で、中小製造業が今後目指すべき方向性を産業集積の側面から考察した。 「朝鮮半島核問題を正しく理解するために」は、第2回6者会談を控え朝鮮半島の核問題とは何なのかを整理した論文。 問い合わせ=在日本朝鮮人商工連合会(TEL 03・3844・4111、FAX 03・3844・3430、URL=http://www.korea-fci.com) [朝鮮新報 2003.12.9] |