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群馬県文化芸術協会の主催で「群馬同胞朝鮮文化を訪ねる旅」

 11月26日、群馬県文化芸術協会の主催で「群馬同胞朝鮮文化を訪ねる旅−第1回上州路の旅」が、30人が参加して催された。

 今回のツアーは、在日同胞が知っているようでほとんど知らない自分たちが住む地域に太古の昔よりわれわれ先祖のどのような足跡、歴史が込められているかを確かめ、朝・日友好に寄与しようと企画されたもの。群馬県に点在するわれわれの先祖が深く関係している遺跡、古墳、神社、寺を訪れ、全浩天在日本朝鮮歴史考古学協会会長が講師として同行した。そして日朝友好連帯群馬県民会議猪上輝雄代表ら日本人士4人も同行した。

 古墳王国といわれる群馬県は1万2千基の古墳が点在し、そのほとんどが古代朝鮮半島の文化的影響を多大に受けている。今回訪れた西毛地域の吉井町にある多胡碑(日本3古碑)をはじめ群馬県にはそのような遺跡がたくさん存在する。

 参加者たちは群馬県に住みながら、知ることのできなかった史実、歴史を現地で体感、認識することによって多く学べたと喜んでいた。またこのような行事にウリハッキョの学生はもとより3、4世セセデを参加させ代を継いで民族文化にふれるべきだと語っていた。(総聯群馬県本部、申勝郁)

[朝鮮新報 2003.12.8]