13種類と豊富なホルモン系−炭火焼肉・囲も〜家(兵庫県加古川市) |
JR加古川駅南口から車で5分。炭火焼肉「囲も〜家」はとてもお洒落な店だ。店内に入るとグリーンとベージュを基調にした明るい内装が、清潔感とともにくつろぎと落ち着きを与えてくれる。01年の3月にオープンした店を切り盛りする方英哲(31)、金英子(32)さんは、神戸朝高卒の同級生夫婦。中級部から同じクラスで学んだ2人は22歳の時に百年佳約を結んだ。「手に職をつけたかった」というマスターの方さんは、朝高卒業と同時に焼肉業界に入った。一方の金さんは、卒業後はケーキ屋で働いた。3人の子宝にも恵まれ、今年結婚10年目を迎えた。「みんなで七輪を囲んで和気あいあいと愉快にしゃべりながら焼肉を食べてほしい」との2人の思いが屋号に込められている。メニューも豊富でしかも全品値段はリーズナブル。それゆえに家族連れやカップル、年輩まで客層は幅広い。 修行に修行を重ねた方さん。「自分が美味しいと思ったものだけをお客さんに出す」ことを心がけている。中でも、和牛のブリスケ(胸肉の固い部位)を何日間かタレに付けこんでうまみと柔らかさを出したオリジナルプルコギ(600円)は人気メニューの1つだ。8種類の赤身肉の他、ホルモン系は13種類と豊富でタケノコ(400円)、ウルテ(400円)が人気筋。テチャンは神戸市から食べにくる常連さんがいるほど。カロリーが気になる女性にはヘルシーセットがおすすめ。同店オリジナルのプルコギ、ブリスケの肉類とサンチュ、ナムル、キムチが付いて2人で1880円と手頃なのもうれしい。3人だと2800円とさらに格安。座敷2卓とテーブル3卓、最高で28人収容可。近くに立ち寄った際は一度来店を。方さんの手料理と金さんの笑顔が待っている。(千) おすすめメニュー:上記の他ではロース(1000円)、アゴスジ(500円)、ユッケジャンスープ(600円)、石焼ピビンバ(900円) 営業時間:午後5時から午前2時。毎週水曜休。兵庫県加古川市加古川町北在家767−4(TEL 0794・25・1136) [朝鮮新報 2003.12.3] |