９月２６日に起きた北海道十勝沖地震で被害を受けた総連胆振日高支部胆振日高分会、釧路支部、十勝支部管下の同胞たちに総連中央と総連北海道本部から慰問金が送られた。

　道本部と道商工会、現地の支部委員長らは地震後、直ちに同胞たちの被害状況を調査。

　幸い人的被害はなかったが、電気製品の破損、店の営業中止などによる精神的な負担が少なくなかった。６日、総連中央常任委員会が道本部に慰問金を送付。道本部でも１１日に商工会や各機関の協力を呼びかけ活動を開始した。１６〜２０日にかけて総連本部の朴鐘民委員長と各支部委員長らが被害を受けた約５０戸の同胞宅を訪ね、慰問金を手渡した。

　同胞らは、「苦しいときにこのように総連組織が直接来て声をかけてくれるのはとてもありがたい」と感謝していた。【北海道支局】

［朝鮮新報 2003.10.25］