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総連、女性同盟、商工会、朝青の共催で「西横浜同胞敬老の集い」

朝青と女性同盟が準備した料理を楽しむ参加者たち

 総連、女性同盟、商工会、朝青4団体の共催で「西横浜同胞敬老の集い」が9月21日、同支部で行われ約30人の同胞高齢者らが参加した。

 毎年行われているこの行事を、今回は初めて地域朝青員たちが企画した。10人の実行委員を含む30余人の朝青員たちが斬新なアイデアを出した。

 「今年4月から月1イベントを朝青で行ってきた」と話すのは朝青支部の朴載守副委員長。同胞社会から離れていく地域の若者たちを網羅するためにさまざまなイベントを組んできた。集まる青年らも徐々に増えてきた。9月もイベントを企画していたが急きょ中止した。

 「今の自分たち、そして朝青の組織があるのも1世同胞のおかげ」「自分たちだけが楽しむイベントじゃなく、同胞社会に助けとなる活動をしよう」

 こうして9月15日の「在日朝鮮敬老の日」に際してイベントを企画しようということになった。宣伝ポスターや手作りの招待状、公演の練習やプリントTシャツ、CMの制作など、今までにない新鮮な内容で準備が行われた。

 当日、ハラボジ、ハルモニたちは朝青と女性同盟のオモニたちが準備した食事に舌鼓を打ち、合唱、チャンゴ演奏、CMなどを楽しんだ。

 重唱に出演した8人が最後、客席に背を向けた。「万年長寿ハシプシオ」。Tシャツの背中には朝鮮語でこう書かれていた。客席からは割れんばかりの拍手がわき起こり、1世らもおおいに喜んでいた。

 ハラボジ、ハルモニたちは、「朝青員たちが祝ってくれて涙が出るほどうれしい。本当に元気をもらった」「これからも私たちと若い青年たちが交流する場を提供してほしい」とほほえんだ。

 実行委員会の禹正錫さん(21、専門学校生)は、「朝青で今回初めて企画したイベントがこんなに喜ばれるとは思っていなかった。みんなで一生懸命企画したかいがあった」と満足感でいっぱいだった。【朝青西横浜支部】

[朝鮮新報 2003.10.8]