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〈各地で在日朝鮮同胞「敬老の日」〉 京都西陣同胞敬老の集い、「ハナマダン洛北」で

久々に楽しい一日を過ごしたと一様に語る参加者

 京都西陣同胞敬老の集いが15日、西陣同胞生活綜合センター1階のデイサービスセンター「ハナマダン洛北」で行われた。

 2月に竣工した同センターは、3月にはデイサービスを開始し、同胞高齢者との事業をはじめとする福祉事業に力を注いできた。この日の集いは総聯と女性同盟支部が共催で企画。総聯支部常任委員と分会長らは手分けして同胞宅を車で回って送迎し、女性同盟ではチジムやキムチ、チャルパク、豚肉、ナムル、餅、サラダなどの料理を準備した。

 60余人が参加した集いではまず、総聯支部の金鐘現委員長(センター所長)が開会宣言を行った後、李重纒寤マ員長、女性同盟支部の申玉姫委員長、西陣同胞長寿会の金鳳永会長が祝辞を述べた。

 また西陣商工会の金炳紋顧問の音頭で乾杯の後、祝賀公演が行われた。公演では女性同盟伏見支部の鄭福子顧問(エルファ東九条のヘルパー)をはじめハルモニたちが歌を披露し、参加者らは民謡メロディーにあわせてチャンゴを叩きオッケチュム(踊り)に興じた。

 ハラボジ、ハルモニらは「今日は本当にありがたい。こんな楽しい日を過ごしたのは久しぶり」などと喜び、総聯、女性同盟のアボジ、オモニたちは「1世の喜ぶ顔が一番。感謝の言葉を聞くともっとこうした集いを開いていきたいと思う」と感想を述べていた。

 また同胞らは、「総聯支部がセンターとしての役割を大きく果たすようになった」「支部の顔が日ごとに変わってきている」と語っていた。【総聯西陣支部】

[朝鮮新報 2003.9.27]