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〈各地で在日朝鮮同胞「敬老の日」〉 青森で1世のためにコムシンなどをプレゼント

1世らにプレゼントを手渡す若い女性たち

 女性同盟青森・青森支部主催の敬老の集いが17日、青森朝鮮会館で行われ、1世の同胞女性7人のほか2世の若い同胞女性7人と総聯本部活動家、朝銀職員ら20余人が参加した。

 集いは、1世を慰労する一方で、1世の同胞女性が培った愛族愛国の心を2世が受け継ぎ、さらには女性同盟を彼女らがよりいっそう活性化させていく契機になった。

 集いでは、2世が1世のために3カ月かけて作ったコムシンとコムシン入れがプレゼント(参加できなかった同胞には後日伝達)されたほか、料理もふるまわれた。

 またあいさつした総聯本部の金致男委員長が手作りの心のこもったプレゼント完成までの秘話について披露。若い同胞女性2人が出産という喜ばしい出来事もあったと述べ、1世らの長寿を願った。

 女性同盟本部の高玉順顧問は、「厳しい情勢の中でも若い同胞らが1世のためにこうした場を設けてくれたことはとても喜ばしい」ことだと述べながら、「組織の力強さ、素晴らしさを感じる」と語っていた。【女性同盟青森支部】

[朝鮮新報 2003.9.27]