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広島朝鮮会館移転

 広島朝鮮会館の移転、開館を祝う集いが13日、現地で行われ、同胞ら180余人が参加した。50坪の土地に建てられた4階建ての建物(延160坪)の1階は駐車場と倉庫で、2階に総聯県本部と体育協会、社会科学者協会、女性同盟県本部と結婚相談所、3階に総聯広島市東支部と同胞生活相談綜合センター、朝青本部と留学同、文学芸術家同盟、朝鮮歌舞団の事務所が設置され、4階は文化総合教室となっている。

 集いでは、総聯中央の゙令鉉副議長、総聯県本部の金鎮湖委員長、県商工会の姜二中会長、女性同盟県本部の李京順常任顧問、総聯広島市東支部の黄鎮道委員長がテープカットを行った。県本部委員長が築28年の旧会館移転と新会館改装事業について報告。建国55周年を祝いながら、広島での中等教育実施50周年記念事業を同胞らの団結した力で成功させようと呼びかけた。また総聯中央の゙副議長が祝辞を述べ、同胞らの団結の象徴、広島愛族愛国運動の中心となる会館を合理的に設けたと語り、同本部が中四国地方で引き続き中心的役割を果していくことを願うと指摘した。総聯佐伯支部の李相萬非専従委員長は「厳しい情勢の中でも同胞らが組織を支え集うのは、広島のよき伝統。信念を持って中等教育実施50周年記念事業などを推し進めていきたい」と語っていた。

 一方、中等教育実施50周年記念対外宴会が5日に催され、約400人が参加した。

[朝鮮新報 2003.9.18]