11月23〜24日、東京でコリアン学生学術フォーラム2003開催 |
昨年に引き続き、今年も「コリアン学生学術フォーラム2003」が11月23〜24日、日本青年館で行われる。今年の特徴は留学同、朝青朝鮮大学校委員会、所属の異なる韓統連傘下の在日韓国人学生協議会のメンバーらの共催で行われること。7月30日、東京で各団体の代表者が集い、実行委員会を立ち上げた。 同化、帰化の傾向が強くなり民族性が希薄化していくなか、在日コリアンとコリアンコミュニティーの無限大の可能性を花咲かせようと企画したのが、学術イベント「コリアン学生学術フォーラム2003」だ。 2回目となる今年は「21世紀、在日コリアンの可能性〜時代を創造する提言集まれ!」を統一テーマとし、「統一コリアと北東アジア」「アイデンティティー及び教育と文化」「ビジネス」「生活と技術」「社会と人権」の5つのテーマ別分科会で構成される。 前回同様、広範なコリアン学生を対象に論文も募集する最優秀賞には20万円の賞金が授与される。 また、在中、在米の同胞も交えた「在日コリアンの可能性〜在日、在中、在米同胞、大いに語る」と題したセミナーやシンポジウム、学生としての学問探求の興味と意識を高める「How to 講座」シリーズなど、異なる立場のコリアン学生が自由に語りあう各種討論会や文化交流なども実施する予定だ。 実行委では、「新しい時代を切り開き創造していくための科学的でざん新な提言を発信していきたい」としている。 留学同と朝鮮大学校との間では、学術行事として40数年にわたり「学科別討論会」が催されてきた。今年は2者に、所属の異なる韓統連傘下の在日韓国人学生協議会、さらには韓国からの留学生たちの団体である在日韓国留学生連合会も加わったことにより、より幅広いイベントに。 実行委員会では、学生のみならず一般の同胞、日本の教職員たちにも多くの人々に時代を創造しようとするコリアン学生たちの様々な提言を広く聞いてもらいたいとして、学生のみならず一般の同胞、日本の教職員などにも参加を呼びかけている。 本行事に対する問い合わせは、文中の団体、学校、もしくは、実行委員会事務局(TEL 03・3818・5359)まで。 [朝鮮新報 2003.8.18] |